時は14世紀。イタリアの都市ヴェローナ。

時の皇帝フリードリヒ2世率いる神聖ローマ帝国の協力を得たヴェローナは、近隣のロンバルディア同盟諸国を征服し、その絶頂期を築いた。

だが、これを良く思わないローマ教皇グレゴリウス9世は、フリードリヒ2世を反キリストであると再破門、ロンバルディア同盟諸国を擁護したことで、神聖ローマ帝国とイタリアは再び戦争状態に陥ってしまう。

これ以来、ヴェローナ国内の支配をめぐり、教皇派と皇帝派分かれて熾烈な争いが繰り広げられるようになった。

皇帝派のモンタギュー家と教皇派のキャピュレット家もこの血で血を洗う抗争に巻き込まれていた。

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