CORRELATION CHART人物相関図

ロミオ
キャピュレット家と対立しているモンタギュー家の跡取り息子。
ロマンチックな性格で恋に悩む若者。基本的には争いを好まないが、ちょっと感情的になりやすい面も。興味本位で潜り込んだキャピュレット家の舞踏会で、ジュリエットと運命の出会いをする。
ベンヴォーリオ
ロミオのいとこ。ロミオの友人仲間の一人でリーダー格的な存在。
キャピュレット家との争いで、ほとんどの若者たちは血気盛んだが、比較的冷静で温和な性格。物語のいくつもの局面でロミオを思いやる姿勢を示す。
マキューシオ
ベンヴォーリオと同じくロミオの友人仲間の一人だが、血気盛んな若者の代表格。いつも冗談ばかり口にしている問題児的な存在。
シェイクスピアによる台本では、光と影、夢を信じる男と笑う男など、ロミオと対峙する存在として描かれている。
モンタギュー
ヴェローナの旧家、モンタギュー家の主。勢力を二分する敵同士であるキャピュレット家を忌み嫌っている。
モンタギュー夫人
ロミオの母。キャピュレット家のことは夫のモンタギューと共に長年の仇敵だと考えているが、ロミオが起こしてしまう所業に心を痛める。
ジュリエット
モンタギュー家と対立しているキャピュレット家の一人娘。恋することに憧れているが、まだ本当の恋を知らない。両親と家のためにパリス伯爵と結婚することが運命だと信じている。無邪気で快活な13歳の少女だが、愛することを知るとその性格は“聡明な女性”へと変身する。ロミオとの将来のためにロレンス修道士の秘策を実行に移す。
ティボルト
モンタギュー家と対立しているキャピュレット家の跡取り息子。血気盛んな性格。
幼少からジュリエットのことを兄のように想っているが、一族の決まりでいとこのジュリエットとは結婚をすることは許されていない。ジュリエットへの想いから、ロミオと決闘することになる。
キャピュレット
ヴェローナの代表的な旧家であるキャピュレット家の主。一家の規律を重んじており、時にジュリエットへも厳しく接する。一人娘のジュリエットとパリスを婚約させるため、舞踏会を開く。
キャピュレット夫人
ジュリエットの母。ジュリエットと同じく若く美しい頃に結婚したため、娘も同じように結婚させることが家のしきたりと考えている。求婚してきたパリス伯爵との縁談を良縁だと信じ、ジュリエットにパリス伯爵と結婚するよう強く勧める。
乳母
キャピュレット家の召使の一人でジュリエットの乳母でお世話係。幼少の頃からジュリエットを本当の娘のように想っている。彼女の幸せを想うあまり、ロミオとの恋を手助けしてしまう。
ロレンス修道士
ヴェローナにある教会の修道士で若者の良き相談相手でもある。長年争い合っているモンタギュー家とキャピュレット家のいがみ合いを止めさせたいと思っている。最初は呆れていたロミオとジュリエットの結婚を両家の仲違いを止めさせるきっかけになるのでは?と考え、ジュリエットに仮死の薬と秘策を渡す。
ヴェローナ大公
ヴェローナ都市を統治している大公。モンタギュー家とキャピュレット家の対立をよく思っていない。これ以上、両家がいさかいをした場合はヴェローナを追放する令を出す。
パリス
キャピュレット家の令嬢であるジュリエットとの結婚をすすめられジュリエットに求婚するが、初心なジュリエットに一歩引かれてしまっている。
運命の人々
目には見えない「生死」の運命を司る者たち。ジュリエットの様々な負の感情を表現しており、ロミオとの運命の流れを翻弄するかのように立ち振舞う。